戸栗歯科医院の ”全身健康を考えた"抜かない矯正

当院の歯列矯正症例を分かりやすく紹介していきます。

歯科助手が教える、口呼吸3つのデメリット

こんにちは✌('ω'✌ )

皆さんは、呼吸をする際、口と鼻のどちらを使っていますか?

 

普段意識することが少ない呼吸。口で呼吸することを口呼吸といいます。実は、口呼吸にはあまり知られていないデメリットがあるんです!><

 

口呼吸イメージ

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口呼吸のデメリット

① 乾燥した空気が直接喉に入り込み、喉がとても乾燥することで風邪やアレルギー反応が出やすくなる

② 口輪筋(※ コウリンキン:口の周りの筋肉)が脱力しているため、緩くなってしまい表情筋が発達しない。結果、顔全体が緩み引き締まらない😣

③ 表情筋が発達しにくく、顔全体の筋肉が垂れ下がる。結果、鼻の下部分が長くなったり、笑った時に歯茎が大きく見えるようになってしまう(※ガミースマイル)

 

どれも嫌ですね。。特にこれからクーラーを使い、喉が乾燥しやすい季節になりますから、注意が必要です。

 

このような悩みは、鼻呼吸のトレーニングで改善に向かいます😊(※③で紹介した症例は矯正装置も併用しながら治療を行いますが、鼻呼吸トレーニングを行うことで早く治すことが可能です)

 

鼻呼吸のメリット

① 鼻毛や粘膜などがホコリを取り空気に潤いを与えます。その結果、乾燥した空気が適度な湿度になり、低刺激の優しい空気を体に送るため、風邪予防、アレルギー症状の改善につながります

② 口の乾きを防ぐことができるため、眠りが深くなり睡眠障害の改善につながる。また、イビキがひどい人にありがちな無呼吸症候群対策ができます

③ 口輪筋が緩みにくいため、口呼吸のデメリットである顔全体の筋肉が垂れ下がるなどが起きにくい

 

(※口輪筋を鍛えるには、下記記事を参照ください。どんどん紹介していきます!)

toguri-dental.hatenablog.com

 

それでは、早速口呼吸ではなく、鼻での呼吸の方法を解説します!(※当院では、このトレーニングを鼻呼吸トレーニングと呼んでいます)

 

鼻呼吸トレーニングは、口をしっかり閉じて、鼻呼吸と腹式呼吸を意識する事を目的としたトレーニングとなります!ʕ•ᴥ•ʔ

  1. 猫背にならないよう、姿勢※をただします。
  2. 鼻から息を吸い込みます。その時、肩を上下させないように注意します。
  3. 吸った空気が、お腹に入るようなイメージをしてみて下さい。
  4. お腹に手を当てて見てみましょう。のけぞらないように注意し、力強く鼻から息を吐き出します。
  5. お腹が呼吸に合わせて凹んだり、膨らんだりするのを確認します。

※姿勢を正す際、アゴの位置も正しい場所に持っていけると効果が伸びます。方法は、出版している書籍を参照いただくか、当院にお越し下さい。

 (戸栗歯科医院出版『そのアゴずれてます』93ページ参照)

toguri-dental.hatenablog.com

 

トレーニング時の注意点
①猫背や左右に傾くのではなく、背筋を伸ばし姿勢を正しくする!
②お腹がへこんだりふくらんだりしてるのが確認出来るまで、しっかり深く呼吸をする
です✌('ω'✌ )

 

トレーニングの目安
何度か練習してみて、出来るようになったら、なるべく起きている時は常に鼻呼吸と腹式呼吸を意識して、習慣付けましょう!

 

今回は以上になります!気になることや質問があれば、お気軽にお問い合わせください!(042-325-5582)

 

戸栗歯科医院では、有志の歯科医や歯科学生の皆様に技術提供を行っております。上記のKTA付き遠心装置の技術提供や技工も受託しております。気になられた方は、042-325-6682までお電話ください。

toguri-dental.com

 

 

【素敵なスマイルへの近道】知らなきゃ損!舌トレーニング②

こんにちは✌('ω'✌ )

皆さま、前回の記事は読んで頂けましたか?

この記事は、続編となります!先に下の記事を見てね!

toguri-dental.hatenablog.com

 

舌の位置のトレーニングにおいて、そもそも音が鳴らない、動かし方が分からない人がいると思います!小さいお子さんなどには特に多いと思います👩‍👧‍👦

 

どうすれば、うまくトレーニングを行えばいいか。方法を紹介させてください。

   

まず、正しい舌位(ぜつい)に持っていくことを焦らず、舌の筋肉の使い方からトレーニングしてみましょう🏋️‍♀簡単ですが、とても効果的です!

 

ご自宅にあるスプーンを用意して下さい。

スプーンを舌の先で触ってみましょう!

 

<舌位スプーン①>

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できたら次は長い距離に!

 

<舌位スプーン②>

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その次はスプーンと舌を押し合いっこしましょう!

 

<舌位スプーン③>

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この時に舌はスプーンに負けないように押してみましょう!

 

このようにすることで、自分の舌の長さを把握し、自分の舌の筋肉の使い方のコツを徐々に掴めてくるようになります!

 

このトレーニングをすると、早い人だとその場で分かる人もいます!!!😳😳
だいたいお子さんでは、個人差もありますが2週間程で身についてきます👍

 

このようにして舌の筋肉の使い方を分かったら、次は正しい舌位のトレーニングに移りましょう!舌位トレーニングは、この記事を参考に!

toguri-dental.hatenablog.com

 

トレーニングの目安
1日2,3回、ご飯を食べる前などにスプーンを使ってやってみましょう!

分からないことがあれば、お電話頂くか(042-325-6682)ご来院くださいね😝

【素敵なスマイルへの近道】知らなきゃ損!舌トレーニング

こんにちは✌('ω'✌ )

皆さんは、「舌の位置」を意識したことがありますか?

実は、舌の位置が悪いとこんなデメリットがあると言われてるんですヽ(´Д`lll)ノ

 

  •  鼻の通りが悪くなり、口呼吸になる
  • 上の歯がガタガタになる
  • 下の歯が出っ張ってくる
  • 舌を歯と歯の間に押し付けるために、歯の間に隙間ができる
  • 舌足らずな発音になることがある
  • 無意識に口がぽかんと開く
  • 口輪筋(口のまわりの筋肉)の力が弱まり、口角が下がる
  • 猫背になる
  • 鼻の下が長くなる
  • 自然な笑顔ができない
  • 表情が作りにくく、能面のようになってしまう

 

戸栗歯科医院 著作「そのあごずれてます」から引用

詳しくは本書を参照ください。

toguri-dental.hatenablog.com

歯は手でグッと押しても曲がりませんよね。でも、微弱な継続的な力に弱いと追われているんです。気がつかず舌で押してしまい、歯がドンドンずれてしまうんですね。。

 

それにしても、口がポカーンと開いてしまっているなんて、なんか嫌ですよねw

口角が下がると笑顔がうまくできません。。 

 

では、悪い舌の位置とはどのような状態をいうのでしょうか。

これが、悪い舌の位置の例です。舌が完全に下に落ちちゃってますね。。

口もポカーンと開いちゃって。。

 

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良くありません🙅‍♂🙅‍♀

 

あ、私こんな感じだ、、ドキッとしませんか? 

でも、大丈夫!!舌の位置はトレーニングすれば元に戻るんです!🏋️‍♂‍♀

 

コツは、たったの2つだけ!

①しっかり舌のスジが奥の空間で左右対称に分かれるようにする
②舌をしっかり上に吸い付け、ピッタリとくっ付ける 

今は、口を開けていますが、①、②の状態で、そっとふわっと唇を閉じましょう。

口の中では、①、②の状態になっている感じです。

 

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このトレーニングの注意点2つ!

①舌先を上の前歯の生え際(写真の赤丸部分)に置き、舌全体をザラザラしたところ(スポット)に、前歯に触れないようにして置くこと

 

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<スポットの画像>

 

②下の顎に力を入れず、脱力すること

最初は皆さん舌が下がった状態なので、その際に正しい舌位にするコツがあります💪


舌位(ぜつい)トレーニング

この舌の音を鳴らす直前でストップしてみると、しっかり舌が上に吸い付けられるようになります!!皆さんも試してみましょう!

 

この時に舌の位置が後ろ気味になる人が多いので、しっかり舌の先を歯の生え際に、舌全体をスポットに置くようにしましょう😊

 

トレーニングの目安
舌がずっとスポットにあるように絶えず意識!習慣付け素敵な笑顔を目指しましょう😊

 

戸栗歯科医院では、有志の歯科医や歯科学生の皆様に技術提供を行っております。上記のKTA付き遠心装置の技術提供や技工も受託しております。気になられた方は、042-325-6682までお電話ください。

 

この装置で歯を抜かずに矯正できる!特許取得の矯正装置

こんにちは✌('ω'✌ )

今日は戸栗歯科医院の特許取得技術である、KTA付き遠心装置について紹介したいと思います!

 

KTA付き遠心装置とは、前回説明した拡大装置に引き続き、倒れている歯を起こすという働き、歯の間のスペースを広げる働きがあります。

 

この結果、歯を抜くことなく「八重歯」や「出っ歯」など外に飛び出してしまっている歯を元に戻すスペースを作ることが出来ます!

 

下の写真を見てみてください。

上が、装置を利用する前の拡大前の歯型、下が拡大後の歯型になります。

 

(拡大前)              

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(拡大後)

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スペースが出来て歯が隙間に収まっているのが分かりますね✨このように、はみ出してしまった八重歯を歯と歯の間に入れるスペースをこの装置で作れるんです✨

 

この装置は、こんな感じ。

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以前紹介したKTA付き遠心装置は違う点があります🙅‍♀🙅‍♂

toguri-dental.hatenablog.com

それは、ネジが二つ以上付いているので、回す順序や期間にネジごとの差があるということです!

 

1人1人の治療の進捗に合わせてネジを順番に回すことで、無理なく少しずつスペースを作ることが出来るんですね✨

 

ちなみに、私は咀嚼運動をしっかり頑張ったため、この装置を入れずに次のステップに進むことが出来ました😎 

トレーニング次第で矯正の期間を短くでき費用を抑えられるなんて魅力的ですね✨(詳しくは咀嚼運動の記事(準備中)をご覧ください😊) 

 

装置の利用方法や効能に関しては、戸栗先生をはじめとして一人一人に合わせてしっかり説明させて頂きます。早く治したい!と焦ることもありますよね。。

 

ただ、焦らずゆっくり治して行く、適切なトレーニングを適切なタイミングで行うという考え方や気持ちが、より早く矯正治療を終わらすことにおいて大切になります🍄

一緒に頑張りましょう!!

 

この装置をしっかり使った過程が終了すると、皆さんが馴染みのあるいわゆる"矯正"のような、ブラケットとワイヤーを歯に取り付けて行くことになります!👏

 

次回は、拡大装置と遠心装置のまとめについて話します!

 

戸栗歯科医院では、有志の歯科医や歯科学生の皆様に技術提供を行っております。上記のKTA付き遠心装置の技術提供や技工も受託しております。気になられた方は、042-325-6682までお電話ください。 

 

Amazon 売れ筋ランキングにて"6位"獲得!!

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戸栗歯科医院 医院長の戸栗和慶著「その「あご」ずれてます」Amazon売れ筋ランキングにて6位を獲得しました!!

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アゴずれや噛みしめることで生じる、体の不具合などが体系的に分かりやすく纏められております。はてなブログでも、今後内容を一部紹介させて頂きます。

 

アゴが前にずれている、歯が閉じなくてうまく噛めない、歯ぎしりがひどい、腰痛に悩んでいる、姿勢が悪いとよく言われる。。。

 

そんな悩みをお持ちの方は、是非是非ご覧ください。

(※医院での相談も受け付けております) 

 

「しっかりと、正しく」噛めるようになるため、アゴを正しい位置にもっていくためには日ごろのトレーニングが大切です。まだ、噛む習慣がしっかりしていないお子様をお持ちのママさんにとてもおすすめです!

 

歯科医師、歯科学生の皆様へ院内見学会のお知らせ>

戸栗歯科では、非抜歯の技術を有志の医療従事者に技術の公開をしています。
一人でも非抜歯で治療を終える患者様を増やすため、希望する方は、問合せ番号(042−325−6682)へご連絡ください。

 

下記写真のように、毎週、見学会を実施しており、毎回多くの歯科学生や歯科医師の皆様にお越し頂いております。

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 お気軽にご連絡ください。

 

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<3日目> 前歯の隙間を閉じるリンガルボタン!

こんにちは😊

 

前回予告した通り、今回は

“リンガルボタン” について話したいと思います!

 

前回話した拡大装置のプレートを装着していると

どんどん歯の間にスペースが出来てきました!

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しかし、元から前歯で悩んでたのもあって

歯が動いてる感じが実感できていたのはいいものの

前よりもっと歯の隙間が目立つ感じになり

少し戸惑う気持ちもついてきました、、、

 

そんな時に、先生も気にかけて下さって

“リンガルボタン” をつける事になりました!

それは、拡大によって広がった歯の隙間を

短期間で締めてくれるものなのです!

 

それをつけてもらい、夏休みという事で

地元に帰っていました✈️🌺

 

そうすると、1週間も経たないうちに

前歯の間が閉じてきたのです!

急激な変化のため少しの痛みはあったものの

一度閉じる所まで閉じてしまうと

すぐに痛みも消えました!

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“リンガルボタン” は

上の写真のようにあまり目立たず

前歯の間も閉まり、嬉しくて

帰省の間たくさん思い切り口を開いて

笑うことができました😁😁

 

笑顔で口元を気にしなかったのは

いつぶりなんだろう、、とか考えちゃいました☺️

 

 

次回は矯正をやる際にあたって

継続していたトレーニングについて書きます✨

 

歯科医師、歯科学生の皆様へ院内見学会のお知らせ>

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一人でも非抜歯で治療を終える患者様を増やすため、希望する方は、問合せ番号(042−325−6682)へご連絡ください。

 

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<2日目>歯の矯正第一段階!

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こんばんは!( ˘ω˘ )

今日は、矯正治療の第一段階!

「KTA付き拡大装置」を入れた時のお話をします!

 

最初に入れたときは、ちょっとしゃべりづらいかなぁ?(笑)

って感じたけれど、1週間もしないうちにだいぶ慣れてしまいました!

週に2回、ねじをまわして歯と歯の間を広げていくのですが

ホントに全く痛くなく、私的には歯が動いていくのが感じられて

毎回ねじをまわすのが楽しみでした(#^.^#)

 

さらに!

装置にたった二本のチューブがついていて

それを「KTA」と言うんですけど

それのおかげであごが正しい位置に導かれるので

部活でハンドボールをしていると、ものすごく力が入れやすなりました!!

また、部活でずっと腰を痛めていたのですが

それも見事に解消しちゃいまいた!!

これは、矯正をやってみないと患者さんにも伝えられなかったことなので

矯正を始めて、よかったなぁって思えることの1つでした( ^ω^ )

 

こんないい事がたくさんあったので

矯正を始めたばかりで色々な変化はあったものの

苦がなく積極的に矯正と向き合えました!

 

次回は、「リンガルボタン」というものについて話したいと思います( ..)φメモメモ